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1月19日午前11時30分頃、横浜市の南部から太陽を撮った写真です。太陽本体は光源を遮るためにビルの蔭に隠してあります。大気浮遊粒子が多いための現象でしょうが環径がこんなに大きいのは珍しく、地震雲を集めた過去の写真集にも同様の写真が掲載されていましたので投稿することにしました。
こりゃ太い虹のわっかだ!!
大気光学現象の【日暈】で、内暈(22度ハロ)というポピュラーなものだと思います。建物や山等が周りにある場合や、朝夕の高度の低い時は、錯覚で輪っかが大きく見えます。参考画像は、22度ハロの測り方の一例です。
横浜南さん
「内暈(うちかさ、ないうん)」という大気光学現象は、太陽または月を中心に、視半径22度の大きさで出現しますので、直径で言えば地平線から天頂までの90度のほぼ半分というかなり巨大なもので、ご報告いただいた内容とほぼ一致すると思います。
ここと隣の掲示板では頻繁に報告/投稿のある現象ですが、「六角柱の氷晶」、つまりはるか上空に薄くひろがった巻雲や巻層雲がプリズムとして作用して発生することが判っており、地震前兆とはまず関連がなさそうです。
中には、この現象の発生後に大きな地震があったから関連あるだろう、という人もありますが、この「内暈」という現象自体、頻繁に起きる現象ですから、タイミングだけ見ていれば、大地震が続くように感じられることがあるのは当然のことです。そういう人の意識の中からは、この現象の目撃後、大地震が発生しない回数の方が圧倒的に多かったことが抜け落ちています。
ご関心があれば、ぜひ詳しい発生原理の解説や、豊富な写真集を以下のURLからご参照ください。
http:homepage3.nifty.com/ueyama/sky2/sky.html#naiun
「内暈」を目撃されたことによって警戒を高める必要はありませんが、今後も当面は「前兆では?」といわれる現象報告の有無にかかわらず、余震や誘発と考えられる大地震に対する備えを解けない時期はこれからもしばらく続きます。
***
写真/イラスト素材は「空の輝き」サイト
http:homepage3.nifty.com/ueyama/sky2/sky.html
のご好意により、許可を得て二次利用させていただいています
皆さまの丁寧なご説明ありがとうございます。
私もよく見かけますが 地震とは関連性はないようです。
皆さまの丁寧なご説明ありがとうございます。
HI-netを見ると神奈川周辺の揺れも増えてる
実際地震も多いし、その日は千葉東方沖も頻発
関連性がないとは言えないので、今後も様子を見ながら用心に越したことはないかと思う
貴重な報告ありがとう
また何かあればお願いします
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揺れは小さく感じなかったけど、マグニチュード(地震の規模)が大きい地震が起こっていた…など、分かることがあります。