明様、神戸地震の時の雲 (-)

明様、見ていらっしゃいますか？多分、この文章を載せたら、また投稿できなくなると思います。昨夜も何とかレスしようとあれこれ試みましたが、地震雲以外は投稿しないで下さいとのことで全て削除されてしまいました。

> 私も詳しい説明聞きたいです。
> 地震と雲の因果関係について阪神淡路大震災の時、竜巻状の黒い雲が話題になりましたがそれはどうなんでしょうか？やはりあれも偶然見かけた気象性の雲だったのでしょうか？

記憶が曖昧だったので、その画像を再度探して見てみました。オレンジ色の空に浮かぶ竜巻雲の写真で間違いありませんか？
あの雲についての気象上の見解を説明された方がいらっしゃいました（正しい見解です）が、Web上でかなり攻撃されたのです。嫌がらせや荒らしという感じで。それからあの雲は地震雲の代表のように認識されるようになりました。
確かあの時、雲が一カ所から変化しなかった、動かなかったということで話題になったのですよね。
しかし、あの雲はきちんと移動していましたよ。移動後の写真も当時拝見しましたのであるはずです。が、なぜかそちらは全く出てきませんね。当時の神戸市の気象データが手元にないのですが、湿度の高い空気、天気が下り坂だったことから、飛行機雲が湿った空気を巻き込み膨張しあのような形に変化したということになります。
気象的に説明すると「あの雲は飛行機雲です」となります。突然出たり消えたりという現象も実は珍しい現象ではないのです。
典型的な地震雲とされる「筋雲」や「うろこ雲」、前線通過に伴う「断層雲」が多い時期と重なると、毎日毎日地震雲が見え、そして全国どこかで地震が起こることになります。
雲はその場の大気の状態や付近の山岳などの地形次第で、人間の目にはときに無気味な姿な形となって現れます。従って、例えば竜巻状や放射状や断層状に見えたとしても、低気圧が通過していないか、付近にないか、上空の雲の流れはどうかなどで説明できてしまうのです。
ただ昨夜も書きましたが、地震雲はまだ解明されていません。自然の力が科学の及ばない影響を与えるとしたら、どこかに前兆として現れることもあるでしょう。しかし現在雲については気象的に解明されています。