Re^4: 九州地方にさざ波雲？ (-)

なぜ、熱帯林から雲が発生するか知っていますか？

微生物にとっては気象は 遺伝子を拡散するための交通機関のようなものになるのです。

南米などで発生した雨雲などから、粘菌の塊が落ちてきたというニュースがありますが、このような細菌についての研究も行われています。雲の中を飛行機で通過して微生物やウイルスなどを採取するのですが、こういった細菌は、森林などの生態系との一種の協力関係にあります。　長い場合は数百年周期で地球上を微生物が広がり続け、各地に飛び続けます。
植物の種子にも気象を利用する事を前提にした形状がありますが、このような物があるから、大陸から数百キロ離れた孤島にも植物が広がる事があります。

私がなぜこのような事を説明しているかというと、地震や火山の噴火によって生態系が荒れる前に、熱源によって発生した雲を利用して逃げるような形で細菌などが拡散している可能性があるからなのです。数億年の進化の過程ではおそらくかなりの確率でそういった適応が発生していると考えられるからです。

このような事実はオカルトサイトから引用したものではなく、著名な有名大学の科学者の著作や論文から引用しています。

あまり微生物や生態系に詳しくないのなら、比較的分かりやすい一般向けの著作を勧めますが、「祖先の物語/リチャード・ドーキンス著(小学館）」これは私のパソコンの隣に今置いてあったものです。アマゾンでも、おそらく地元の図書館にもあると思います。
上下巻ありますが、微生物などについて扱っているものは下巻です。

遺伝子の拡散について理論を語っている本では、「盲目の時計職人」（上同著者）がありますので、生物の進化のシステムについて分かりやすいと思います。

中国の昔の科学については、あまり説明しませんが、現在イギリスやアメリカの大学など中心に歴史の再発掘が活発にされていますが、そういったものを確認すると、古来よりの知見の意味が分かってくるかと思います。

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私の書いている地震雲などに関する意見はあくまで参考意見であって、科学的実証が済んでいる物ではありませんし、今も各分野の研究がつづけられている話題です。
しかし、それらは非常に優れた説である可能性の高いものだけで、上手く応用すれば地震の簡単な予知に応用できる可能性があるのです。

なにより、このような多角的な分野の知識を駆使して様々な地震活動の影響を見ていく事は非常に科学的精神の発揮にいい物です。

私自身が一番 今後有力だと考えている地震予知は、実は地震雲ではなく、スーパーブリューム内部でのマグマエネルギーの動きを見ながら地震多発地域の地震の活動を見ていくものです。
＞ 地震の癖−いつ、どこで起こって、どこを通るのか？−角田史雄〔著〕

これは、現在公開されている様々な地震発生に関する情報をもとに個人レベルでの地震予知を可能にすることのできる理論です。

地震雲に直接関係ない投稿なのでここで切らせていただきます。；