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にゃらんさん、コメントありがとうございます。
> 統計学とは、かならず100回中○○回あってそれが半数以上になれば統計的に正しい、というわけではなく、統計内容によって対象数と参照数が変わりますし、そもそも地震雲と気象性の雲が今のところ区別がつかないので、地震雲報告と実際の地震発生との統計を取るのは困難なのではないでしょうか…
もしそうだとすれば、それは地震雲は存在しない、ということを意味します。地震雲が存在する以上は「地震雲の目撃事例」と「対応する地震」との間には何らかの統計的関係が存在しなければなりません。
> 皆既日食を祖先の人々が畏れた事は未知なる現象に対しての畏れからくるもの…それはそうでしょうね、その時代には解明されていないが現代の科学では発生原理がわかっているため、常識の事ですから。。。
ここに「常識」という言葉を使ってしまうと話が発散します。なぜなら「常識」とは、自分の周りだけで通用する主観的なローカルルールのことであって、自然科学でいう客観的な「定説」とは似て非なる意味を持つためです(大気光学現象や夕焼けに対する「定説」は、その知識のない方々にとって「常識外」なため、話が噛み合ないのは、このためです)。
> ですが、それは今の科学や世界でも同じなのではないですか??今の常識が未来の非常識になる事はあるかもしれませんし…
現在の科学の定説は未来に多少改訂されたり、全く別な切り口から新しい定説が割って入り込む余地は残されている、という点ではおっしゃる通りですが、天動説から地動説へ、とか、天地創造か進化論か、みたいに180度ひっくり返る余地は、ほとんど残っていません。
> 我々は自然に対して知らない事の方が多いでしょう。
それはおっしゃる通りですが、数少ないながらも、すでに解明されている現象があるのは事実です。この事実を頭ごなしに否定することは、何の根拠もなく「1+1=2とは限らない。0の可能性があるかもしれないし、3の可能性だって...」と駄々をこねているのと同じことになります。
> そして自然を畏れる事は間違いではありませんし、それを怠る事こそが人間の『傲り』だと思いませんか?
おっしゃることは、
1)人類がまだ知り得ないこと
2)自分は知らないが、先人がすでに解明済みであること
3)自分の知識/経験範囲
のうち1)の範囲を正しく認識することですよね?それは同意ですし、その領域に対して私は知ったようなことを書き込んだことは、一度もありません。
問題は、この掲示板の参加者の方々の多くが3)にあてはまらない現象を目にすると、ただちに1)であると短絡してしまいがちな点でです。私が一貫して指摘し続けているのは、現象によっては2)に該当する可能性も考慮に入れる必要がある、という点です。
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