Re: 千葉県鴨川市 (-)

スレ主、タケゾウさん

タケゾウさんが、この掲示板に７月から投稿された写真とコメントを改めて全て拝見させていただきました。いろいろ研究されているようですね。ひとつ気になることがありましたので、僭越ながらアドバイスをさせていただく無礼をお許しいただけませんでしょうか。

研究テーマを「地震雲」だけに絞り込むと、入ってくる情報は偏った内容となります。その理由は、地震雲を提唱される方々には、気象や雲自体に対する基本的な知識が不足していたり、三次元の空間に広がる雲の形を錯覚して捉えていることに気づいていない、といった出発地点からして問題のある方が少なくないからです。例えば「ホッキョクグマしか知らない人がパンダを見て、異常な柄模様のホッキョクグマを目撃した！」と騒いでいるようなケースが少なくありません。

地震雲に関する情報の入手をされたなら、それと同程度の分量の、気象や雲自体の知識もバランスよく入手されることをお勧めします。

タケゾウさんは「規則的に波状に並んだ雲」は異常、との認識をお持ちのようですが、気象要因でこのような雲が生じることが知られています。気象要因の雲の種類にはどのようなものがあるか、を知っておくことが大切だと思います。

WEBサイトなら
http:www.ishikawa-c.ed.jp/rika/kiyou/kiyou31/kiyou31_11.pdf
http:www.ishikawa-c.ed.jp/rika/kiyou/kiyou31/kiyou31_12.pdf
http:www.ishikawa-c.ed.jp/rika/kiyou/kiyou31/kiyou31_13.pdf
http:wapichan.sakura.ne.jp/cloud.html

書籍なら
http:www.amazon.co.jp/雲・空-ヤマケイポケットガイド-25-田中-達也/dp/463506235X/
http:www.amazon.co.jp/雲のカタログ-空がわかる全種分類図鑑-村井昭夫/dp/4794218230

NO.59308 アサシンさん

> これさ〜ただ遠くにある雲なんじゃない？
> の匿名さん
> その根拠は？

お呼びの匿名さんではありませんが、同じ見解のBright-Doorです。

普段、頭上を覆う雲は、我々からはその底しか見えませんが、遠く離れた場所にある雲なら、雲の頂上部から底までを横から眺める格好となります。
例１：水平に置いた板を下から上に見上げる場合と、目と同じ高さに置いて厚さだけが「棒」状に錯覚して見えるケースを比較してみてください。
例２：1977年の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』冒頭、帝国軍の巨大宇宙船が頭上を通り過ぎて遠ざかってゆくシーンを思い出してみてください。最初は船底しか見えませんが、通り過ぎた後には後面の推進装置や上面の艦橋部が見えてきますね。
例３：「遠くの雲」というキーワードで、Googleで画像検索してみてください。

逆に、これが地震雲と考えられる理由をご披露いただければ幸いです。