Re: 巨大な巨大な月の傘 (-)

スレ主　南さん
>>112351 かくさん

ご報告ありがとうございます。

> あまりにも巨大な傘をかぶった傘の月
> かなり特大で異様な感じ

「巨大」「特大」と感じられた半径は、具体的にどの程度だったでしょう？
例えば、伸ばした腕の先に作った握りこぶしの横幅２個ぶん、くらいの半径だったとすると、その正体は内暈と呼ばれる大気光学現象の可能性が高いです。これは、天気が下り坂の時に発生しやすい巻雲や巻層雲（氷晶）を成因とする発生メカニズムが解明されています。
ご関心があれば、詳しい発生原理の解説や、豊富な写真集をぜひ以下のURLからご参照ください。

http:homepage3.nifty.com/ueyama/sky2/sky.html#naiun

「内暈」を目撃されたことを理由として警戒を高める必要はありませんが、今後当面は「前兆では？」といわれる現象報告の有無にかかわらず、余震や誘発と考えられる大地震に対する備えを解けない時期はこれからもしばらく続きます。

>>112353 暑い〜さん

>満月

「満月前後は大地震が起きやすい」という都市伝説がありますが、実際にはそういった傾向はなく、大地震は月相とは関係なくランダムに発生して来た実績があります。

> 台風に抑制されてる地震

こちらの都市伝説についても、

「低気圧（や台風）が接近すると地震が発生する」
「低気圧（や台風）が通過した後、地震が発生する」
「低気圧（や台風）の進路は、震源上空を避ける」
「低気圧（や台風）の進路は、震源に吸い寄せられる」

などのバリエーションがあるようですが、いずれも過去の大地震と台風の間にそのような関連がみられた事例はありません。

＊＊＊
写真／イラスト素材は「空の輝き」サイト
http:homepage3.nifty.co●m/ueyama/sky2/sky.html
のご好意により、許可を得て二次利用させていただいています