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>>115798 漁師@三浦半島さん
> 赤焼けの説明は、判りやすいのですが、焼けの色の違いの要因は何でしょうか?
地平線や水平線から太陽が日出で顔を出す瞬間や、日没で消え行く瞬間を眺めていると、同じ高度なのに「眩しいオレンジ色」だったり「眩しくない紅色」だったりすることがあります。それは、太陽光線が地面と平行に何十〜何百キロメートルの長い距離に渡って《大気の底》を通過してくる際の《大気の底》透明度が影響するためです。
水蒸気や塵が多いときには透明度が下がり「眩しくない紅色」となりますし、逆にそういった微粒子が少なければ透明度が上がり「眩しいオレンジ色」となります。また、前者のような日の場合、青空が地平線に接する付近の超低空はグルリと一様にどす黒く濁って見えていますね。
地震前兆によってこれらの粒子が増える、という仮説がありますが、地震前兆を伴わない普段から元々これだけ大きく変動している訳ですから、普段の変動と地震前兆による変動をどう見分けるのか、といった課題を解決する必要があります。
夕焼けや朝焼けとは、地平線の下に沈んだ太陽が光源となってスクリーン(=上空の雲)を照明する現象であり、その光源の色の違いとして、上で説明した違いがそのまま反映されます。
> 宝永、慶長、大正、新潟、阪神淡路、十勝、東北など真っ赤とか血のようなとかどす黒い赤焼けの記録が多いですが、やはり都市伝説の一種ですか?
その記録自体にウソはなく、事実なのだと思います。しかし、これと地震との関連について言及するなら
A)赤焼けの後に大地震が発生したケース
だけ注目していてはダメで、同じ基準で
B)赤焼けの後に大地震が発生しなかったケース
C)赤焼けなしに大地震が発生したケース
D)赤焼けがなく大地震も発生しなかったケース
も拾って比較する必要があります。
ここや隣の掲示板に投稿された赤焼けの記録をひもとくと「真っ赤とか血のようなとかどす黒い赤焼け」の後に大地震が発生しなかったB)の実績が多いことが判ります。つまりこのような印象的な赤焼けは決して稀な現象とはいえないということです(特定の個人が目撃する経験が少ない理由は、この現象の継続時間が非常に短いためです)。
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